合格した生徒へ

2019年03月15日 14:08

この1年間は君の人生のなかで一番キツかった一年だと思う。


授業の中で,受験は砂漠を歩いていくようなものだと話した。

そして,その砂漠を歩ききった終着地点にあるものは,

何もない。

ああ終わったんだ,という達成感ぐらい。

1年間勉強ばっかりしてきたから,これから何をすればいいんだろうと,少しわからなくなる。


ただ,後ろを振り返ってみると,自分自身が歩いてきた足跡がしっかりと残っている,と答えた。




でも,一休みしたら,これから新しい次の砂漠に向かわなければいけない。

君は目標があったから,大学受験を志したのだろう。

その目標はこれからも続いていくし,大学生活でもこの一年間の成長を継続させてもらいたい。

理想を失った時に人は初めて老いることになる。


限界には限界がない。

限界は個々が決めるものであって,限界を超えたら次の限界が生まれる。

戻る