不合格だった生徒へ

2019年03月15日 14:05

現役生の頃,僕は志望校全てが不合格だった。

浪人生の頃,第1志望の上〇大学は不合格で,第4志望にあたる学習院大学に進学した。


中学受験をした時も第1志望は不合格だったし,

大学生の頃からアルバイトとして始めた塾講師の頃も何度も失敗してきた。

はっきり言えば,僕の人生の中で確たる成功というものは一度もない。


ただ,はっきりわかっていることもある。

失敗をすることは悪いことじゃない。むしろ良いことだと思っている。

でも,一番いけないことは,その失敗から何も学ばないことだと思う。

受験に対する姿勢は間違っていなかったか?

勉強の仕方は間違っていなかったか?

科目による偏りはなかっただろうか?

継続はできていただろうか?


以前,浪人時に受講していた生徒が合格報告しに来てくれた時に,

「俺,浪人して良かった」

と言った。

彼は,現役の頃と浪人の頃の自分を比較して,そう言ったのだろう。


「死ぬほど勉強したから合格できたんだ」って胸を張って言えるような

そう言えるような一年にしたいよね。


なお,浪人した生徒で,僕の授業を再度受講してくれる生徒がいます。

テキストの若干の修正が毎年ありますが,基本的に僕の授業は去年と同じです。

なので,多元的に歴史をみる視点も養ってほしいことから,僕は他の先生に習うことを勧めています。

本音は,どこで劇を始めるかなどネタバレしていることが恥ずかしいので,他の先生に習うことを勧めています。

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