受験生の天王山(去年の使いまわし)

2018年07月05日 17:32

夏期講習が開講される頃ですが,よく夏期は受験生の天王山と言われます。夏期の40日間or60日間をどう過ごすかで,圧倒的に伸びる受験生と停滞したままの受験生に分かれます。特に現役生の場合は,夏期中は学校生活がないため,生活リズムや勉強のリズムが崩れることがあるので,気をつけてください。

まず,授業でも繰り返し述べていることですが,夏期の間に1学期に学習した内容を,8割方完成させておいてください。2学期以降に近現代や文化史の学習を本格化させていくわけですから,1学期の内容を2学期に定着させる時間は少ないと思ってください。

また,夏期の過ごし方について元受験生であった自分の失敗談をお伝えしようと思います。僕が受験生の頃に犯した過ちは,継続した学習ができなかったことにあります。例えば,1日12時間勉強すると,次の日は6時間でいいかなと自分を甘やかす性格だったからです。自制ができる生徒であれば問題ないのですが,多くの受験生は上記のような傾向にあると思います。

僕がこれを改善することができたのは浪人生の頃でしたが,1日8時間(授業がある時は10時間)を継続するという環境に改めました。8時間というと短いと感じるかもしれませんが,それは集中した8時間です。だらだら12時間勉強するよりも,8時間きっちり集中して勉強した方が効果はあるでしょう。

そのため,睡眠時間はたっぷり確保しておきました。しっかり睡眠と食事をとって,頭をすっきりさせておくことで授業時間や自習時間はよく集中することができました。

あくまでも上記は僕の個人的な経験なので,全ての人に当てはまるわけではないですが,勉強のリズムがうまく出来ていない人は参考にしてみてください。

追伸:根本は夏期講習中レームダック(死に体)となっていることが多いので,朝貢品を持ってきてくれる非常に心優しい生徒がいます(回賜=返礼はしません)。僕の好きなものは,じゃがりこチーズ味(最近飽きてます)・たけのこの里などと述べていますが,夏期ではガリガリ君スイカバーなどのアイスはとても喜びます。

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